DAY⛰202年9月4日~5日 1泊2日
赤岳(2899m) / 長野県⛰
宿泊🛖赤岳鉱泉
タイム：(1日目)3時間17分 (休憩1時間)
登山開始：(1日目)11:10 / 小屋着：13:23
距 離：(1日目)4.2km
標高差：(1日目)509m
コース：(1日目)美濃戸口登山口ー北沢ルートー赤岳鉱泉
【交通手段】新幹線・JR・自家用車(茅野から乗せていただく)
【行き】京都ー茅野(JR新幹線・特急) / 茅野駅ー赤岳山荘(自家用車) / 美濃戸口登山口まで徒歩10分
🅿️赤岳山荘駐車場 1000円/日(これより先、道路は続いてるけど悪路のため進めず)
2023年9月4日(日)小雨
ねぇ！！
9月だよーーーーー！？
前回の山行きから1ヶ月。
この8月は、2/3はひたすら仕事をして
1/3は体調を崩してた
忙しすぎるし
ものすごい猛暑だし
山に行きたいと思う元気も暇もなくて
どうにかこうにか山のことは
心の奥の方に住まわせながら
この日を目指して、
この赤岳へ向かう日に日々が近づいていくことを
心の支えにして働いた
そしてその日はやってきた
苔がモフモフ、なだらかな稜線
目にも足にも優しい北八ヶ岳とは違って
岩稜帯が多く厳しい南八ヶ岳に赤岳はある
去年初めて北八ヶ岳に入山して
黒百合ヒュッテから天狗岳を登った
西天狗岳の山頂から望む、かっこいい南八ヶ岳の山々の
どセンター『赤岳 2899m』
その姿はスカッと天に向かって
絞り上げられたように空を突いていた
八ヶ岳の主峰たるその存在感は
力強いけれどもどこか爽やかで
カッコよくて
もし山に人格があるなら
すごく素敵な人なんだろうなって
少し近づきがたいけど、仲良くなりたいなって
思うような感じ
きっとすごく素敵な良い山なんだろうと思った
初めて赤岳を見たこの日、わたしは登山を始めて1年半
初めての八ヶ岳で、高見石、黒百合ヒュッテ
天狗岳でいっぱいいっぱい
今はとてもあそこまで行ける気はしないけれど
きっといつか行けると思うから
赤岳に行く！いつか！って
心の中で宣言した
それからさらに1年と少し、時が経って
その赤岳を目指すことになったのだ
元々の体力不足に加えて、激務続きでさらに少し弱ってる
岩場には不慣れで高所恐怖症(やや改善気味)
正直、実力不足かもしれない
ソロなら行かないこの山行
今回は、強力助っ人2名の同伴があり
わたしでも憧れの美濃戸口登山口に立つことができた
さー
行くよ！
(AM11:03)
美濃戸口登山口がある美濃戸山荘から
登山口界隈から既に苔がすごーくきれい
モッフモフ
苔の森といえば北ヤツだと思ってたけど
すっごいきれいなの
初めは霧雨の林道をひた進む
降りてくる人たち何組かとはすれ違うけど
こんな日に上へ向かって歩いてるのは私たちくらい
世界の白さと足元の苔の輝きが相まって
幻想的な道
水の音と霧の香り
北沢ルートは水量多し
(PM0:15)
林道が終わって
山道が始まる頃には少し明るくなって
緑に囲まれながら少しずつ
赤岳に近づく
嬉しいなぁ
キラキラ
強力助っ人ズ
いつものバディのてるさんと
いつもお世話になりまくり先生←赤岳登頂20回(凄すぎやろ！)
そしててるさんは、この前日、双六岳登頂して降りてきてからの赤岳(凄すぎやろ！)
先生「てるさんはmaruさんの仲間なのにやりますねぇ」←(え？)
沢筋を何度も渡渉しながら
明るくてバリエーション多く
全然飽きない、歩きやすい
良いルートだった〜
水も
お花も
ヤマハハコ
かわいいギザギザ
(PM1:21)
おぉっ！
巨大な小屋が見えたー！
きたー！
憧れの赤岳鉱泉！！
年中営業してる赤岳への登山基地
夏はデカデカザックの縦走猛者が
冬はアイスクライマーや雪の赤岳や阿弥陀を目指せる猛者が
立ち寄る上級者小屋のイメージ
赤岳鉱泉
赤岳鉱泉からの登山レポを見かけるたびに
ドキドキしては憧れてたけど
ついにわたしもお世話になります
来られて嬉しいよ
(PM1:30)
あ〜〜
お腹すいたー！！
歩きながら、味噌ラーメンにしよって決めてきた
けど
えっ！！
エスニックカレーが5種類！？
カレーにしてもうたーーー
エスニックの誘惑には勝てない笑
右：わたしのマレーシアカレー(5辛)
左：てるさんのタヒチカレー(2辛)←醤油ラーメンて決めてた人
どちらも個性ありのめっちゃ美味しいカレーだった
全種食べたい
なんか、なんだか
玄人感満載の山小屋を想像してたんだけど
いや、玄人感満載なんだけど
あらゆるジャンルの漫画を網羅してる談話室の美しさ
可愛すぎる
ステンドグラスの照明
窓から赤岳〜〜！
青空出てる！
赤岳展望荘
あそこからの景色も見てみたいなぁ
横岳西壁
左にぽこっと出てるのは大同心
そして温泉〜〜
赤岳鉱泉すごい〜
凄すぎる〜
オシャレできれいで
快適すぎる！
(PM5:55)
そして夕食
極め付け、ステーキだよー！
具沢山ポトフと、サラダとフルーツも
最高か！
赤岳鉱泉最高なのかーーー！
山小屋でステーキもちろん美味しくて
さらに、白米が本当に美味しくて感動
お水が良いからかなぁ
むせ返るように熱い山への情熱が
きっと何度も充満した広い食堂
今日は静かだけども
ピカピカしてる
わたしの心にも
今ここに熱い情熱はあるよ
ありがとうございます
明日楽しみ
おやすみなさい
◇山小屋◇
『赤岳鉱泉』※通年営業 / 標高2220m
［料金］★今回利用
1泊2食：12,000円
1泊1食（夕食）：11,500円★
1泊1食（朝食）：10,000円
素泊まり：9,000円/お弁当：1,000円★
個室
2階個室：8,000円
下の棟個室：5,000円
上の棟個室：4,000円
テント場
2,000円
お湯、お茶 100円 水は水道から無料、
ペットボトル500円
お風呂有り(シャンプー、石鹸不可) 充電可(食堂で)
Wi-Fiあり、歯磨き可🪥
ヘルメット・アイゼンのレンタル有 (レンタル品は行者小屋でも返却できます)
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